接心庵の基本情報
詳細情報
御由緒
貞治2年(1363)甲斐源氏小笠原大学頭従五位下義永摂心庵主本伝徳心大居士が開基となり、洛東の端竜山南禅寺大明国師を開山に請して虚空蔵菩薩を本尊に奉じ創建開山無文和尚大禅師以来612年を経るに至り中葉敕諡正宗大興禅師を中興の祖となし、末寺4ヵ寺あったが、今は廃寺となる。 建物は本堂、庫裏、地蔵堂、土蔵、長屋等であって、寺宝には仏像(鎌倉時代厨司入作者不詳)、長刀、衝立等がある。 寺領は明治以前19石1斗6升、山林2町5反の寺有林を有し、2月11日境内にて、観梅会を行なう。