蓮盛坊の基本情報
詳細情報
御由緒
元和2年(1616)4月、元南谷に創立された坊であるが、文政2年(1819)に修法達者の普門院日憲上人(積善坊22世)、祈祷所再興のために、この地に在った積善坊を南谷へ移転建立。その跡へ蓮盛坊(観松坊、南延坊と合併)を移して来て、摩利支天を奉祀(元は南延坊)した。 かつては宿坊でもあり、3代前の住職は5代に渡り歴代久遠寺法主の食事を作る「大奥膳部主任」として勤めた。 境内に摩利支天堂がある。また、積善坊中興、身延流(積善坊流)祈祷の中興である、満行院日順ゆかりの「満行院の井戸」がある。