光台院の基本情報
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御由緒
当院は三条天皇第四皇子御室性信親王参籠ありし芳躅にして白河天皇第四皇子高野御室覚法親王の開基し給う所なり。 爾来覚性親王、守覚親王、道助親王、道深親王、静覚親王等棲禅し給いし名室なり。されば御室御所の別院『高野御室』と称される。 殊に後白河、後鳥羽、後嵯峨、後宇多列聖高野御幸し給いし時は御由緒に困りて当院に駐蹕し給えり、境内には、本堂、多寳塔、経蔵、鐘楼が整備せられ貴重なる歴史殊勝なる由緒は依然として千載を照せり。 本尊、快慶作、木造阿弥陀如来及脇侍立像。仏光座を完備した快慶作中でも最善美の来迎の阿弥陀三尊であり国の重要文化財に指定されている。(別格本山光臺院より)