興山寺の基本情報
詳細情報
行き方
JR和歌山線 下井阪駅から紀の川市地域巡回バス「北神田」下車徒歩6分。
文化財
本堂(国登録有形文化財)、木食応其坐像(紀の川市指定文化財)
本堂
宝形造本瓦葺の三間堂で背面の庇一間を取込み、正面に向拝を付ける。柱上端を虹梁で固めて長押との間に彫刻化した蟇股を挟み、籠彫の木鼻を付す。組物は出組詰組で獅子の拳鼻を飾る。内部は一室で二重折上小組格天井を張る。豊かな彫刻で荘厳された近代仏堂。(文化庁解説より)
御由緒
興山寺は、1590年(天正18年)に豊臣秀吉が信頼をおいた高僧、木食応其(もくじき・おうご)が高野山領荒川荘の当地に建立した寺院です。寺名は後陽成天皇から賜りました。 木食応其は、秀吉による紀州攻めの際に外交僧として高野山焼討を中止させたことで知られています。当寺では、国内唯一の木食応其の等身大坐像をお祀りしております。 当地は紀伊平野と和泉山脈が見渡せる高台にあり、高野山領における重要拠点であったと考えられています。本堂は国の登録有形文化財に登録されています。
興山寺へのアクセス
行き方
JR和歌山線 下井阪駅から紀の川市地域巡回バス「北神田」下車徒歩6分。