南沢氷川神社の基本情報
詳細情報
御祭神
《主》素戔之男命,《配》櫛稲田姫命,大己貴命
御由緒
当社は東久留米市中央部に位置し、黒目川の支流である落合川上流「南沢緑地保全地域」の湧水地に鎮座し、境内の前後を川に囲まれた高台に位置しています。古来より湧水守護神として奉斎され、出雲「斐伊川」の故事にならい、氷川神社を創立したものと伝えられています。 近くから土器、やじり等多く出土し、古くから人が住み、また崇拝対象の場所としていたと思われます。建立年月日は定かではありませんが、当地に伝わる伝承に在原業平の古伝があります。現存する古文書には業平が東下りの折りに当地南沢に宿を求め、社前に立ち寄る旨記述されております。 当社社宝である上棟札によれば、承応三年(1654年)甲午二月十五日、徳川家重臣 久世大和守、地頭神谷与七郎、蜂屋半之丞等の助力を得て、南沢村、田無村、入間村、下新井村の総氏子中によって再建がなされたことが記されております。