鷺宮八幡神社の基本情報
詳細情報
御由緒
(案内版より) 当社の創建は康平七年(一〇六四)陸奥守源頼義勅を奉じ、東国平定後鎌倉街道に面した当地に社殿を建て、八幡神の御神霊を奉祀し戦勝感謝国家安泰、源氏の隆昌を祈願したのが始めであると伝えられる。往昔境内に老樹、林立し鷺が多く棲んでいたので、里人は鷺宮大明神と称し、これが地名の起因になった。正保二年(一六四五)今川直房所領の頃、八幡神社と改称した。慶安二年(一六四八)以降江戸幕府より御朱印七石余を寄進せられ、中野区内に於て、御朱印を付与された唯一の神社で崇敬厚き古社である。戦後宗教法人法により発足し、昭和二十五年国有境内地三四六二㎡(一〇四九坪)の譲与を受け、同三十五年本殿、・幣殿・拝殿五十坪余改築、及手水舎改築、明治百年記念事業として、同四十年御嶽神社、同四十二年稲荷神社を同社境内に合併改築、同年神楽殿改築、参集殿新築、石塀設置、同五十年天皇陛下御在位五十年記念、狛犬設置、同五十六年本殿・幣殿屋根葺替え改修、同六十三年天皇陛下御在位六十年記念事業として、社殿改修、常夜燈設置等神社の面目一新し、今日に至っている。