瀬田玉川神社の基本情報
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御由緒
明治十八年に役所に提出した旧社名「御嶽神社」の書類には、その由緒として、「戦国時代の永禄年中(1558~70)に、この村の下屋敷に勧請し、その後、寛永三年(1626)、瀧ヶ谷に長崎四郎右衛門嘉国が寄付をして遷宮した」とあります。 また、当社に保存する棟札には、元禄八年(1695)九月、長崎四郎左衛門嘉満、又四郎嘉包が、子孫の長久繁栄を祈願して、拝殿一宇(棟)を造営したと記録されています。 明治四十一年には、在郷の小社数祠を合祀して、同年四月一日従前の御社号、御嶽神社を地名により「玉川神社」と改称しました。 大正三年に社殿を改築し、同十二年には関東大震災の被害を受けて補修が行われました。 昭和四十一年九月、台風二十六号の猛襲を受け、境内の樹齢七~八百年の東京都指定天然記念物の赤松が惜しくも倒れ、これを契機に社殿並びに社務所の新築に取りかかり、同四十三年十一月に完成を見ました。