豊栄稲荷大明神の基本情報
詳細情報
御由緒
(境内 「正一位豊栄稲荷大明神縁起」の立て札より) 祭神 倉稲魂命(京都伏見稲荷と同祭神) 創建 元文年間(一七三六~一七四一)遠藤三右衛門の建立と伝えられる。 旧称 遠藤稲荷 又は 垣見稲荷 古くから遠藤家が、また明治以降は垣見家でお守りしてきたところからこの名がある。 明治二十二年 麹町銀行(後に三菱銀行)設立のため 垣見家よりお社を含む敷地が提供され爾来 銀行でお 守りする事となった。 大正十二年 震災後再建の際 町内安全商売繁盛を祈って豊栄稲荷大明神と改称。 祭礼には商店の軒先や街路灯にきれいなボンボリが飾られ夜店も出て大変賑やかであった。 昭和二十年五月 戦災により焼失。 昭和二十四年二月 町内有志の寄付により再建。 昭和四十四年七月 三菱銀行店舗新築に伴い新社殿落成。 昭和五十六年十二月 有志の寄付により社殿等改修。 平成六年五月 三菱銀行は社屋建て替えの為 麹町五丁目の仮店舗に移転。その間御神体を日枝神社にお預け。 平成十六年三月 麹町ダイヤモンドビル新築に伴い豊栄稲荷を地元麹町の繁栄のシンボルとして本社殿を落成。豊栄稲荷講を麹町界隈に住む有志で結成。銀行の支店長が祭主となって毎年祭事が行われている。