乃木神社の基本情報
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御由緒
大正元年九月十三日、明治天皇の崩御に際し乃木大将御夫妻は御殉死された。旧邸を保存し御夫妻の御霊を祀り、国民の崇敬の祠となることを期して、崇敬団体「中央乃木會」が発足。明治神宮御鎮座の後、大正十二年十一月、乃木神社が鎮座する。昭和二十年の空襲で社殿以下の建物は焼失するも、昭和三十七年九月全国の崇敬者の熱意により社殿が復興。令和五年には御鎮座百年を迎える。 乃木希典命は、日清・日露戦役で武勲をあげ、晩年には明治天皇の思召しにより学習院長を拝命し、皇孫殿下の御訓育にあたられるなど、教育者としての御事績も残しておられる。 その夫人・静子命は、内助の功をもって尽くし、共に生涯を添い遂げた二柱の御姿は、夫婦和合の鏡として広く篤信の念を集める。