諏訪神社の基本情報
詳細情報
御祭神
《合》誉田別命,木花佐久耶姫命,《主》建御名方命
御由緒
大国主神の第二御子神建御名方神は、諏訪湖の畔に住むきわめて武勇に富んだ神と崇められ、信州諏訪大社に祀られましたが、勤請により嵯峨天皇弘仁二年(811)立川柴崎村出口 – 今の諏訪の森公園 – に分祀されました。これが立川諏訪神社の始まりで、古い歴史を持つ由緒ある御社です。「武蔵国風土記」「江戸名所図絵」にもその名をとどめ、東国きっての名社として、大勢の人々の信仰をあつめました。江戸後期の文人・大田蜀山人は、支配勘定として多摩を視察したおり、諏訪神社を訪れ、次の歌を献詠しています。 諏訪の社は弘仁二年に鎮まりませしとききて― ひろまれる 人のすめらき ふたとせに すは此の神の やとりたまふか