南千住日枝神社の基本情報
詳細情報
御由緒
(荒川区教育委員会 山王清兵衛(日枝神社) の掲示板より) 日枝神社は、江戸時代山王社とよばれた旧中村町(千住宿)の鎮守であり、正和五年(一三一六)に建てられたと伝える。 この社の入り口にあたる旧砂尾堤土手北端に歯神清兵衛を祀った小祠がある。いずれかの藩士清兵衛が虫歯の痛みに耐えかねてこの地で切腹し、遺言によってその霊を祀ったという。俗に山王清兵衛とよばれ、歯痛に悩む者が祈願して効き目があれば、錨をくわえた女性の絵馬を奉納する慣わしで、千住の歯神として有名であった。