炎天寺の基本情報
詳細情報
御由緒
当山は平安の末期に創建されたもので、天喜4年(1056)、炎天続きの旧暦6月、奥州の阿部一族の反乱を鎮圧に従く源頼頼義、八幡太郎義家父子の率いる軍勢が信氏と激しく戦いきわめて苦戦となったが、京の石清水八幡宮に祈念し、ようやく勝利を収めることができた。 そこで寺の隣に八幡宮を建立、地名を六月と改め、寺名を原資の白旗(旗)が勝ったので幡勝山、戦勝祈願が成就したので成就院、気候が炎天続きだったので炎天寺と改められたと伝えられる源氏ゆかりの寺で江戸後期の俳句の俳人小林一茶がいくつかの名句を残している。