鶴林寺の基本情報
詳細情報
行き方
19【立江寺】より (自家用車)約30分 約14km (徒歩)約3時間30分 約14km 21【太龍寺】より (自家用車)約20分 約10km (徒歩)約2時間30分 約6.5km
文化財
木造地蔵菩薩立像(重要文化財) 阿波遍路道 鶴林寺道、阿波遍路道 太龍寺道、阿波遍路道 鶴林寺境内(国の史跡) 絹本著色地蔵来迎図、三重塔(徳島県指定有形文化財) 本堂、千仏名経3巻(勝浦町指定有形文化財) 絹本著色釈迦三尊像(重要美術品(国認定))
御由緒
標高470メートルの鷲が尾の山頂にあり、遠く紀州や淡路の山峰、遙かに太平洋を眺望できる風光明媚な霊山が境内である。樹齢千年を超すような老杉、檜や松の巨木が参道を覆っており、寺門は静謐ながら隆盛の面影をしのばせる。寺伝によると延暦17年、桓武天皇(在位781・806)の勅願により、弘法大師によって開創された。大師がこの山で修行していたとき、雌雄2羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて老杉のこずえに舞い降り、小さな黄金のお地蔵さんを守護していた。この情景を見て歓喜した大師は、近くにあった霊木で高さ90センチほどの地蔵菩薩像を彫造、その胎内に5.5センチぐらいの黄金の地蔵さんを納めて本尊とし、寺名を鶴林寺にしたといわれる。 また、境内の山容がインドで釈尊が説法をしたと伝えられる霊鷲山に似ていることから、山号は「霊鷲山」と定められた。以来、次の平城天皇、嵯峨天皇、淳和天皇と歴代天皇の帰依が篤く、また源頼朝や義経、三好長治、蜂須賀家政などの武将にも深く信仰されて、七堂伽藍の修築や寺領の寄進をうけるなど寺運は大きく栄えた。阿波一帯の寺が兵火に遭遇した「天正(1573・92)の兵火」にも、山頂の難所にあるためか難を免れている。「お鶴」「お鶴さん」などと親しまれ、山鳥が舞う大自然そのままの寺である。
鶴林寺へのアクセス
行き方
19【立江寺】より (自家用車)約30分 約14km (徒歩)約3時間30分 約14km 21【太龍寺】より (自家用車)約20分 約10km (徒歩)約2時間30分 約6.5km