諏訪神社の基本情報
詳細情報
御由緒
天正13年(1585年)に徳島藩主蜂須賀家政が豊臣秀吉の命により渭津城(徳島城)を築城した際に、城の鬼門守護の神として創祀されたといい、城山の北東麓にあった諏訪明神社を現在地に移したとも(文化12年(1815年)の『阿波志』)、もと徳島市の西方、猪山(城山の別称)に鎮座していたとも、また一説には現名西郡石井町浦庄の諏訪社(現・多祁御奈刀弥神社)から分祀されたともいわれている。「渭津五社」の随一と称され、藩政時代を通じて蜂須賀家の崇敬篤く、社殿の修理造営等は全て藩費でまかない、慶安年間(17世紀中頃)には社領を寄進し秋の祭礼における馬匹の奉献が恒例となっていた。