開雲寺の基本情報
詳細情報
開山・開基
下野薬師寺戒壇院第五世・恵雲律師によって781年に開山
御由緒
天応元年(781年)に下野薬師寺戒壇院・恵雲律師が塔ノ下(現・下野市下古山塔の下)に中国より請来の薬師如来を本尊として「瑠璃光院東光寺」として開山し、 境内は濠を巡らし七堂伽藍の大寺院であったと伝えられています。 文亀2年(1502年)に宇都宮成綱が下野宇都宮家の庶流・多功岩見守満朝に命じ現在地へ移し、伽藍を再興して澄海上人を請じて阿弥陀如来を本尊として安置し「円明山開雲寺」と改称したと言われています。 江戸時代の慶長9年(1604年)には徳川将軍家より寺領の朱印を賜わり、日光廟造営後は将軍の日光東照宮参拝道中の休泊所となりました。 毎年11月の法要後に行われる「火渡り式」が有名です。