宗源寺の基本情報
詳細情報
文化財
木造白衣観音坐像 市指定有形文化財 宗源寺のエドヒガン 市指定天然記念物
御由緒
宗源寺は栃木県那須塩原市東町にある曹洞宗の寺院。 正式名称は「日照山 宗源寺」と号する。 明治19年に東北本線の開業に伴い、新橋で運送業を営む井上松兵衛氏が子が無いため、養子に家督相続させ、隠居として西那須野に中継店を開き、妻は観音堂へ日参を続けていた。 その甲斐があったのか、後に子宝に恵まれた。そのお礼として観音堂をお寺にすることを発願し、足利公の隠居寺「宗源寺」を明治25年に移転した。 本尊の白衣観音は木造寄せ木造りで、中国清朝時代の物であると思われる。 ご本尊は那須三十三観音霊場十五番札所ともなっている。 伽藍も二世中興・大乗智見大和尚の時代に本堂・位牌堂・庫裏等が建立、三世・大覚智純の代では山門・鐘楼堂・会館研修道場等を造営している。 境内には水子地蔵尊・ぼけ封じ観音・鳥獣供養観音が祀られており、現在では座禅道場たる座禅堂を有する曹洞宗大本山総持寺の御直末の寺院である。 (那須三十三観音霊場札所案内を参照)
札所
関東ぼけ封じ三十三観音霊場 二十五番札所 那須三十三観音霊場 十五番札所