普門院 延命寺の基本情報
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文化財
「鏡延命地蔵尊」 は、栃木県重要文化財に指定されています。 天明と云えば千利休や織田信長、豊臣秀吉などが愛用した茶釜や茶器などで有名な鋳物の名産地で、その天明鋳物師の仏師第一人者といわれた長谷川弥一藤原吉半をはじめとする名工達により江戸享保年間の末頃建立されました。造身が78.8センチの半跏菩薩像で、鋳銅地蔵菩薩像としては最大級の大きさのお地蔵様と云われています。
御本尊
鏡延命地蔵尊/銅造 地蔵菩薩半跏像(県文化財)
御由緒
栃木縣史 第四巻 寺院編によると、開山は耀陽律師で元亀3年3月(1572年)が開基。 耀陽律師は乱を避けて佐野にきて、春日岡に至り現在の場所に草庵を作り終焉の地とした。律師を慕う者が多く集まり寺となった。春日岡惣宗寺の末寺に編入して今日に至ったとある。