東海寺の基本情報
詳細情報
行き方
東北自動車道宇都宮インターチェンジより車で15分
文化財
・木造虚空蔵菩薩立像(市指定有形文化財) 室町時代の作と推定されている。右手に智慧の宝剣、左手に如意宝珠を持った立像。60年に一度開帳される秘仏 ・銅版阿弥陀曼荼羅(県指定有形文化財) 鎌倉時代前期のものと推定されている。背面には「下野国 氏家郡讃岐郷巖堀 修造事 勧進沙門満阿弥陀佛 大檀那 右兵衛尉橘公頼 健保五年丁丑二月彼岸第三日 金銅仏奉堀出畢」と記される。氏家郡讃岐郷とは芳賀郡氏家郷(現在のさくら市氏家)で、橘公頼とは氏家公頼のことである。
御由緒
東海寺は当時小山城城主であった朝比奈兼秀の孫である和田朝盛が出家して円覚と号し、寛喜2年(1230年)にこの地に寺院を建立したのが起源とされる。 室町時代の長禄年間(1460年 - 1467年)になって、常陸の佐竹氏が金山奉行に命じて篠井金山を開発し、村松虚空蔵尊を勧請して当寺境内に堂宇を建立し、虚空蔵菩薩像を奉安。佐竹氏の本拠地である常陸国の太平洋沿岸地域が『東海』と称されていたことに因んで、当寺を『東海寺』と改名し守護寺としたと言われる。 戦国時代には寺運が衰微し、佐竹義重が急速な勢力拡大を図ったため、篠井付近で日光山僧兵等の周辺勢力との戦場になり衰退した。 江戸時代になって、僧・実雅が伽藍を整備して再建したという。 当寺の北方約8kmの位置には、空海(弘法大師)所縁の別院・佐貫観音院がある。
札所
関東88ヵ所 第22番札所 下野33観音霊場 第5番札所(別院佐貫観音の御朱印を授与しております)
体験
坐禅(座禅)写経・写仏祈祷おみくじ御朱印お守り人形供養花の名所札所・七福神巡り除夜の鐘