雲龍寺の基本情報
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御由緒
鎌倉時代に平家の落ち武者が押原郷(現鹿沼市)に土着し、宗祖法然上人の高弟を迎えて寺を建立した。 その後1504(永正元)年、鹿沼の地が繁栄するにあたり、宇都宮清巌寺開山・旭蓮社義扇心公上人を招請して、現在の境内地にあった末寺草久庵の地を拡大して移転し今に至る。 本末関係は数度の変遷があり、京都の総本山知恩院の直末、その後江戸芝の増上寺の支配となり、更に1706(宝永3)年には下総国結城弘経寺に属していた。 本尊阿弥陀如来は旭蓮社義扇心公上人のもたらしたものだといわれ、宇都宮頼綱はこれを深く信仰したといわれている。