天然寺の基本情報
詳細情報
行き方
松崎バスターミナルからバスで10分、 「重文岩科学校」バス停から徒歩2分
御由緒
浄土宗(増上寺・末) 草創・1468(応仁二年) 僧・雲誉が草創、宝永二年 (1705)8月の大洪水で流失、宝永六年(1709)再建。 本堂内には、鎌倉時代の地蔵尊像、室町時代の不動明王像、その他多数の仏像がある。 歴史上非常に貴重な古文書が数多く所蔵されており、毎年1回、境内の土蔵から運び出して虫干しが行なわれる。 天正十八年(1590)の秀吉の掟書が残っている。 小田原の北条氏を滅ぼすため都を発った豊臣秀吉の軍勢は、清水港から船団を組んで松崎港経由し下田に向う。天然寺は秀吉軍の集結場所となった。 秀吉が軍の規律を保ち、同時に住民の人心安定を狙って発した掟書である。 その他、慶長三年(1598)に記録された「豆州西浦岩科江之御縄水張」、黒船の外国人が岩科にきた場合の心得を書いた文書など、その数は1,000点余。山岡鉄舟の書もある。 重文・岩科学校旧館は天然寺の隣で資料館となってる。 一見の価値あり。
天然寺へのアクセス
行き方
松崎バスターミナルからバスで10分、 「重文岩科学校」バス停から徒歩2分