南禅寺の基本情報
詳細情報
御本尊
ご本尊は薬師如来とされているが、正式には十一面観音菩薩であるとされている。
御由緒
平安時代に造られた仏像群をまつっています 南禅寺の本尊・薬師如来像は、平安時代前期(9世紀)に遡る仏像で、静岡県内最古の仏像です。他にも南禅寺には、東海最古の地蔵菩薩立像(10世紀)や、ヨーロッパ各地での展示で絶賛された神将立像(10世紀)をはじめ、神像を含めた24体の平安仏が伝えられており、まさに仏教美術の宝庫です。 永亨4年 (1432) に山津波により伽藍ごと仏像群が仏谷に埋没。 永享4年 (1432) に 発生した山津波により、一夜の内に土中 に埋もれてしまい、現在ある仏像は後に土中から掘り出されたものと言われています。 元々は奈良時代に行基が開祖の「那蘭蛇寺」が起源。 南禅和尚が山崩れで埋もれた仏像を掘り出してお堂を建てたのが現在の寺院。