小野神社の基本情報
詳細情報
文化財
小野篁神社本殿(重要文化財)、小野道風神社本殿(重要文化財)
歴史
歴史[編集] この地は小野氏の本拠地である。当社の創祀年代は不詳であるが式内社(名神大社)に制定されている。1891年(明治24年)に郷社に列格された。
御由緒
明細書によれば創立年代不詳であるが、社記によると当社は延喜式名神大社で、御祭神天足彦国押人命は孝昭天皇の第一皇子で、近江国造の祖である。また米餅搗大使主命はその七世の孫でもとの名を日布礼大使主命と呼んだ。応神天皇の時代にはじめて餅を作ったことから、日本餅造の始祖とされる。推古天皇の時代に小野朝臣妹子がこの地に住んで氏神社として奉祀したと伝えられる。明治二十四年郷社に加列。境内社の小野篁神社は平安初期の漢学者で詩人、歌人としても名の高かった小野篁を祀った神社で、社殿は暦応三年に佐々木六角により建立されたと伝えられる、三間社流造で重文である。また飛地境内社の小野道風神社は、小野道風を祀り、社殿は同じく三間社流造であり興国二年鎮座と伝えられる。
引用元情報
「小野神社 (大津市)」『ウィキペディア日本語版』。この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E5%B0%8F%E9%87%8E%E7%A5%9E%E7%A4%BE%20(%E5%A4%A7%E6%B4%A5%E5%B8%82)&oldid=89321621
概要
小野神社(おのじんじゃ)は、滋賀県大津市小野にある神社。式内社。旧社格は郷社。祭神は小野氏の祖である米餅搗大使主命であり、日本の餅作りの祖といわれていることから、例祭のシトギ祭には、全国の菓子業界からの参拝を受けている。神紋は三ッ目。