如體寺の基本情報
詳細情報
御由緒
当寺の寺歴は数度の火災にかかったため明らかでないが、過去帳によると天正十年(一五八二) の創建にして、開山は寛永二年(一六二五)に入寂した法印教山とされている。 昭和六年(一九三一) から同七年にかけて本堂並びに庫裡の改築を行い、これに伴って山門前の薬師堂を廃し、本尊の薬師如来立像を三重の厨子に納めて本堂内に安置した。この尊像は行基菩薩の作と伝えられ、十二年に一度の寅年に御開帳を行っている。 本末の関係については、根古屋村(現騎西町)の金剛院の末寺に属していた。 (「加須市の神社・寺院」より)