千方神社の基本情報
詳細情報
御由緒
千方神社は、古くから旧礼羽村(現加須市礼羽)の鎮守様として多くの人の信仰を集めている神社で、祭神は神日本磐余彦命(神武天皇)をまつっている。 千方神社の社名をもつ神社は、北埼玉郡内では加須市加須、羽生市堤にあり、いずれも祭神は同じである。 神社名の由来については、羽生市堤の千方神社の社伝によれば、平安時代に下野国(現 栃木県)の豪族として知られた俵藤太秀郷(藤原秀郷)の六男修理大夫千方をまつったところからこの社名が付いたといい、ここの神社も同じ由来と伝えている。 藤原秀郷は平安時代の前期、下野国の押領使となり、天慶三年(九四〇年)に起きた平将門の乱には、平貞盛と協力して将門を打ち破り、その功により下野守となった豪族で、東国の武士団の小山氏、結城氏、下河辺氏などをはじめ、多くの武士団の祖となっている。 (境内案内看板より)