四恩寺の基本情報
詳細情報
御由緒
四恩寺大檀那河野秀氏、一人娘病弱のところ、懐妊して医学的には四か月の命と宣告されたが、開基心眼院日喜上人、第二世小林龍信ともに水行、断食の安産祈願をしたところ、昭和9年10月18日、当山御会式に男子を無事出産した。 河野秀氏は大願成就により、宗祖日蓮大上人に報恩感謝を示すために、昭和10年4月21日、本堂、庫裡を建立し、立正山四恩堂を開堂した。 同年7月7日、開基心眼院日喜上人、行院59才を以て入寂、同年7月8日、現住職が継承し、托鉢修行、街頭布教をして三十余年、念願成して同42年11月29日、新寺入山式を施行し、立正山四恩寺と公称した。 さらに、同46年4月21日、宗祖降誕750年に際して、庫裡を新築、加えて本堂を改築し現在に至っている。(「埼玉宗教名鑑」より)