白山神社 秩父別所の基本情報
詳細情報
御由緒
当社の縁起について、書(新編武蔵)によると、養老元年(717)に越前の大徳法澄法師が、秩父峯に登り、しばらく滞在していたある夜のこと、品のある姫の姿をした神様が、天から降りてきて枯れ木で正観音をつくり『私は日の神なり』と大徳法澄法師に告げたと言う。それと同じくして後の山鳴りとどろき三社の神々が現れた。うち一人の神はこの山に住む白山姫の神と言い、時にはお寺を守るため十一面観音に化身すると言った。 その後、白山権現として祀られていましたが、明治に入りますと、観音堂から西南二百五十メートルの小山の上に間口十二尺奥行き十八尺の大きな社殿を建てて遷座され、社名も白山神社としてお祀りしたのです。別所村村社として大祭日には神楽、獅子舞等の催し物もあったと伝えられています。 この度、老朽化により百五十年ぶりに二十四番法泉寺脇に移築遷座されました