淀姫神社の基本情報
詳細情報
御祭神
豊玉姫命,玉依姫命,高皇産霊神,猿田彦命,句句之智命,保食神,大山祇命,新田義貞,鎌倉景政
御由緒
淀姫神社の創建は詳らかではない。が、記録によれば、西暦515年、継体天皇の御守の勧請であろうと察せられる。正親町天皇の永禄四年(1561)山内の領主神代勝利、同長良父子は、竜造寺隆信の攻撃に敗れ、この地に救いを求めた。社人賀村大和守舎種は、神代父子を社内に匿くし、俄かに村民を集めて大祭を態して神楽を奏していた。追っ手の兵が来て探索したが、神代父子は見当たらず、社務所に火を放って退いた。幸い社殿は焼失を免れ、神代父子は無事であった。神代は、神恩の大なるを謝して、即座に佩刀二振りと田七町五反を奉納して、神代家鎮護の神と仰いだ。社殿はその後、幾度かの改築されて今日に及んでいる。