太川神社の基本情報
詳細情報
御由緒
太川神社は太子堂中央字高見に鎮座(現在地八尾市南太子堂六丁目拾壱番地)太子堂は聖徳太子縁の古き地にして神社の建立亦古し創建の年代は詳らかならざるも古来より當領水域一円を潤す太川の名に因み太川神社と称え奉る。御祭神の素戔嗚命は災難、厄除け招福の神として勇氣と活力を授け給い保食神は五穀豊穣と商賣繁昌に靈驗灼かなり。舊大和川、太川は太古より洪水の歴史を繰り返し、寶永元年(西暦一七〇四年)現在の大和川に川違えせらる。翌寶永二年旱魃起り以来村民水飢饉に苦しみ、厄除けの爲神社に参籠とんどを行い御祭神に祈願せり、その後惡疫水災害の憂いもなく平穏安泰となり住民遍く神の御恵みに浴し太子堂の氏神として崇敬篤く現在に至る。明治五年村社に列し、同年本地の稲荷社を合祀せり。