清美原神社の基本情報
詳細情報
御祭神
主祭神:天武天皇 配祀神:素盞嗚尊、大山咋命、天水分神、国水分神
御由緒
口碑の伝える所によりますと、天武天皇が皇居であった、大和国飛鳥浄見原宮から難波宮に舎人親王多比古麿等を従えて行幸遊ばされた際、当所に御休憩遊ばしたと申します。当時この地は高地で樹木が鬱蒼と茂り見晴らしがよく、住之江の海(今の住吉)に浮かぶ白帆が見え憩うには格好の場所であったようであります。ここにしばし御休憩遊ばした天皇は「吉野はどのあたりになるのであろうか」と吉野の方をかえり見られたというので、今に「吉野見」の地名(小路三丁目三番吉野見通り)を存しています。 天皇崩御の後、この地に縁のあった大伴氏が、社を建て天皇の御神霊をお祀りし、天武天皇宮と称し崇敬したと伝えています。 その後天慶九年(西暦九四六年)社殿を再建、随時修理し、明治五年に天武天皇宮を清見原宮と改められました。