総持寺の基本情報
詳細情報
公開時間
拝観時間 6:00~17:00 納経時間 8:00~17:00
御朱印
あり西国三十三所(御詠歌あり)、近畿十楽観音霊場、
御由緒
当寺の草創説話は、助けた亀の恩返しと観音の霊験に関するもので、寺所蔵の縁起絵巻のほか、『今昔物語集』などにもみえる。 それによると、開基藤原山蔭の父・藤原高房は、漁師たちが大亀を捕らえているのを見、「今日18日は観音様の縁日だから」と言って、亀を買い取って逃がしてやった。その日の夜、高房の子・山蔭は、継母の計略で船から川に落とされてしまった。父の高房はこれを悲しみ、観音に祈ったところ、高房が助けた亀が、山蔭を甲羅に乗せて現れたという。高房の没後、山蔭が報恩のため観音像を造立し祀ったのが当寺の起源だという。 寺伝では元慶3年(879年)頃、藤原山蔭が創建し、山蔭の三回忌の寛平2年(890年)に伽藍が完成したとする。
札所
西国三十三所第22番 摂津国八十八箇所第47番 摂津国三十三箇所第27番 ぼけ封じ近畿十楽観音第6番 神仏霊場巡拝の道第63番