五社神社の基本情報
詳細情報
御祭神
国常立尊、建速素盞鳴尊、五十猛尊、住吉大神、穴織大神
御由緒
奈良時代の724年(神亀元年)に行基が多羅山若王寺を創建し、その鎮守社として五社神社が建立されました。境内にある鉢塚古墳(はちづかこふん)は6世紀~7世紀のもので、上円下方墳と考えられていましたが、最近では円墳との見方も出てきています。その両袖形横穴式石室は奥行き15メートル、全て花崗岩の巨石を用い、その構造や規模は全国的にも最大級のものといわれています。この古墳に被葬されたのが誰であったのかは不明です。蘇我馬子の墳墓との伝承もありますが、おそらくは当時この地方を支配していた豪族の墳墓ではないかとみられています。鉢塚古墳は、現在、大阪府指定の史跡となっています。