日咩坂鐘乳穴神社の基本情報
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歴史
歴史[編集] 神仏分離まで、別当寺として当神社を管理していた[1]真言宗三尾寺の縁起によると、神亀4年(727年)に行基がこの地を訪れて三尾寺を創建し、大同2年(802年)に弘法大師(空海)が中興した際に山門の鎮守として伊弉諾・伊弉冉の神を勧請し、本宮山頂に比賣坂鍾乳穴神社として祀ったとされる[2]。 一説によるとそれよりも以前、天平勝宝2年(705年)、大洞穴の頂上の本宮というところに「秘坂大明神」が祀られており、一方で「三尾(みおう)たかん城」を「姫坂明神」としていたのを、このとき行基が合祀したものが「比賣坂鍾乳穴神社」ともされる。その後、更に55社の小社を合祀した[1]。 伝承によ...Wikipediaで続きを読む
引用元情報
「日咩坂鐘乳穴神社」『ウィキペディア日本語版』。この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E6%97%A5%E5%92%A9%E5%9D%82%E9%90%98%E4%B9%B3%E7%A9%B4%E7%A5%9E%E7%A4%BE&oldid=87444525
概要
日咩坂鐘乳穴神社(ひめさかかなちあなじんじゃ、日咩坂鍾乳穴神社、比賣坂鍾乳穴神社)は、岡山県新見市豊永赤馬にある神社。「大洞穴(おおほらあな)」と呼ばれる日咩坂鐘乳穴を御神体としている。
行事
目次 1 祭事 1.1 秋季例祭 1.2 お田植え祭 1.3 お箆焼供進祭 祭事[編集] 主要な祭は以下の三つであり、年間の祭の世話、供物の準備等をする2組の当番が3月3日(元は旧暦3月午日)に氏子の中から決められる。それぞれ悠紀(ゆき)当番または春当、主基(すき)当番または秋当という[1][2]。当番に当るとそれぞれ屋敷内の清浄な場所に仮殿を造って御前大神(おんざきのおおかみ)[注 1]を勧請する。古くは当番は屋根替や葬式への参列、堆肥など不浄なものの持ち運びを避けることもしていた[1]。 秋季例祭[編集] 秋季例祭は、11月11日(元は旧暦9月29日)に催される。この...Wikipediaで続きを読む