羽野天満宮の基本情報
詳細情報
御由緒
菅原道実公が大宰府で逝去して五十年忌にあたる天歴六年(952年)菅公の甥菅原貞光氏が太宰府天満宮と安楽寺に参詣のため京都から下向太宰府天満宮に参詣の後宇佐八幡宮に向かう途中で日田の草場(現在清岸寺)に一泊。その夜に夢に伯父道実公が現れて教えるのに、この村から東北の方に小さい丘があって、きれいな流れのほとりに二本の梅の木がある。厳かな感じのする所で神が座するにふさわしい。そなたはわたしの像を祀るように、とのこと。明けるのを待って、探してみると、果たしてその通りの所があった。そこで道実公より伝わった法華経と地蔵経とを御神体にして、社を建てて奉った。これが羽野天満宮の始まりとされる」(境内の案内より)