長昌寺の基本情報
詳細情報
文化財
弥陀三尊仏:市指定文化財 1696年 当麻曼陀羅:市指定文化財 元禄時代
御由緒
江戸時代の譜代大名であった松平重直は、寛永四年(一六二七)に摂津国三田(兵庫県三田市)に菩提寺を建立して松岳寺と号した。ところが、重直は同九年に豊前国竜王(大分県宇佐市)へ国替えとなった。そこで菩提寺も同地へ移転し、翌年先祖の法名にちなみ長昌寺と改めた。その後、重直は同一六年に豊後国高田(同県豊後高田市)、正保二年(一六四五)に同国杵築(同県杵築市)へ転封となり、同地にあった峯高寺を長昌寺と改号した。元禄元年(一六八八)、松平氏は寺領と浄慶作の阿弥陀仏像を寄進している。