曹源寺の基本情報
詳細情報
御由緒
『人皇第百二代後花園天皇の寛正四年(1463)一月の創建にかかり、応仁の乱が勃発する四年前に創建された。当時は、山門諸堂を備える大伽藍がそびえていたといわれるが、二度にわたる火災でさしもの大寺も寺容をかえてしまった。 第百三代後土御門天皇の御宇に、越後の管領上杉家の家臣であった栃尾城主北畠山城守は、当寺の境内に、南は八津川、西は松原山、東は大道境までの大地域を寄進し、その功により文明年間(1469~86)当寺の開基となして以後、歴代の城主は当寺を菩提寺として栄え、世にいうところの十万石の格式ありという名刹であって、寺格も格地の地位にあり、現在に至っている。』