住吉神社の基本情報
詳細情報
御由緒
住吉神社は津川の産土神として、人皇三十代敏達天皇九年(580)に摂津国住吉から勧請し、津川字向大浦に創建し、天徳四年(960)に字舟窪に遷座した。 貞治元年(1362)に神官手代木大膳正勝が神輿を現在の地に奉還したといわれている。 寛永二十年(1603)以降、会津藩の定まる社格に列し、雨乞い等の祭典を命ぜられ、社殿は藩において修理、また秋季には郡奉行が諸役人を率いてしゃく祭を行った。 また藩主より廻米船安全の祈願があり、祭礼には神輿の渡御、山車をだし昼は角力、夜は踊りと賑わった。 舟運、川港として栄えた津川の産土神として、明治六年(1873)には郷社に列せられた。 祭神は底筒男命,中筒男命,表筒男命の住吉三神で,さらに合殿で田心姫命,湍津姫命,市杵嶋姫命,蛭子命,事代主命を祀る。 明治四十一年(1908),字御小屋の金刀比羅神社(大物主命),字寺ノ前の八坂神社(素盞嗚尊),字稲荷宮の稲荷神社(宇賀魂命)を合併した。