東南院の基本情報
詳細情報
アクセス
交通アクセス[編集] 近鉄吉野線吉野駅より吉野ロープウェイ乗り換え「吉野山」下車、徒歩約10分
歴史
歴史[編集] 霊地霊山は、霊地を開くときに中心になる伽藍を建て、そこから巽(東南)の方角に当たる所に寺を建て、一山の安泰と興隆を祈願することから、金峯山寺建立時にその東南に役行者によって建てられたとする。現在は宿坊も営む。 代々に渡って近衛家の帰依を受け、近衛家の祈願所となった。寺紋は近衛家と同じ牡丹である。
御由緒
当院の開基も、修験の吉野山にふさわしく、役行者という伝承をもっているので、千三百年の歴史があるわけです。奈良や比叡山など古い霊地霊山には、東南院あるいは東南寺という名の、寺院があるのが普通ですが、これは、開基または始祖といわれる人が、その霊地を開くときに、中心になる伽藍を立てると同時に、そこから巽(東南)の方角に当たる所に寺を建て、一山の興隆を祈願するということが行われていました。これで党員が吉野山で占める位置が、了解できるかと思います。 当院は本堂、多宝塔、庫裡、客殿からなっていますが、多宝塔は明治初年まで、紀州野上の八幡宮の境内にあったものを、昭和十二年に当院へ移築したもので、正面の鰐口には永禄七年(1564)の銘があり、鎌倉期の作と伝える大日如来・毘沙門天・不動明王などが祀られています。 なお当院は宿坊といって、一般の寺とは違う一面があります。昔吉野山には数多くの宿坊がありましたが、これは吉野山から大峰山へ参る、大勢の修験行者が参篭するところできびしい修行の中でのしばしの憩いの場となっていました。
引用元情報
「東南院 (奈良県吉野町)」『ウィキペディア日本語版』。この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E6%9D%B1%E5%8D%97%E9%99%A2%20(%E5%A5%88%E8%89%AF%E7%9C%8C%E5%90%89%E9%87%8E%E7%94%BA)&oldid=89324786
概要
東南院(とうなんいん)は、奈良県吉野郡吉野町吉野山にある金峯山修験本宗の別格本山の寺院。山号は大峯山。本尊は役行者像。大峰山の持護院である。開基は役行者で役行者霊蹟札所でもある。
東南院へのアクセス
アクセス
交通アクセス[編集] 近鉄吉野線吉野駅より吉野ロープウェイ乗り換え「吉野山」下車、徒歩約10分