葛城一言主神社の基本情報
詳細情報
御由緒
本社は雄略天皇四年春「吾は雖悪事、而一言、雖善事、而一言、言離之神、葛城之一言主大神なり」と、この郷(神降)に微現された神様を御奉斎しています。 延喜五年制度の「延喜式」では名神大社に列し、祈年・月次・新嘗・祈雨のお祭りには、官幣に領り、文徳天皇(嘉祥三年)をはじめ歴代天皇、特に後光厳天皇から神格「正一位」が贈られる(延文五年)など、官人や歌人、各階にわたる崇敬の念厚く、伝教大師(最澄)も入唐に際し祈願された(延暦2二三年)霊験高き最古の神社であります。 近世では、「いちごんさん」と呼ばれ一言の願いであれば何事もお聴き下さる神様として崇め親しまれ広く信仰されており、また全国各地の一言主大神を御祭神とする神社の総本社であります