成福院の基本情報
詳細情報
行き方
近鉄 信貴山下駅 バス「信貴山」下車 徒歩15分
公開時間
拝観時間 :09:00~17:20 (10月~3月は17:00まで)
御由緒
信貴山大本山成福院は信貴山総本山朝護孫子寺の塔頭寺院です。信貴山は587年(用明2年)聖徳太子により開山され、塔頭たる成福院の建立時期は不明なものの、後嵯峨天皇とのご縁から1200年代以降と思われ、1577年(天正5年)松永久秀の乱により焼失後、1790年(寛政2年)に再興され現在に至っています。なお、中興開山と云われる命蓮上人は902年(延喜2年)に醍醐天皇から朝護孫子寺の勅号を賜っています。信貴山の宗派は信貴山真言宗で、1951年(昭和26年)に高野山真言宗より独立し創立されました。(写真は成福院融通殿と信徒会館) 成福院は広大な信貴山においてその中心部に位置し、赤門から本坊側参道を本堂に向かって進めば、すぐに朱色に塗られた「融通殿」と屋根の曲線美が印象的な「成福院信徒会館」が目に飛び込むことでしょう。「融通殿」では融通まつりや八千枚護摩供など成福院の年中行事の多くが執り行われ、日々の本堂(朝護孫子寺本堂)における御祈祷(大般若祈祷)の後には必ず、当院独自に「融通殿」における祈祷を合わせて執り行っております。