本光寺の基本情報
詳細情報
参拝料
無料(資料館300円、中高生200円、小人150円)
御由緒
瑞雲山本光寺(曹洞宗)は、深溝松平氏の出身地である三河国(愛知県)額田郡深溝にありました。 その前身は、駿河・遠江・三河国守であった今川義元の菩提寺で室町時代に建立されましたが今川氏滅亡後の享禄元年(1529)道元禅師より教えて十五世に当たる希声英禅師(1469〜1535・橘氏・筑後の人)を開山として、また深溝城主松平忠定を開基として宇市場(その後、宇天王山に移動)に創建されました。 創建後の本光寺は深溝松平氏と一心同体の関係を保ち、松平家の菩提寺として藩主の移封に伴う領地替えの際には、必ず新しい任地に同道していました。本光寺のこうした変遷は、少し視点を変えてみると大名衆と菩提寺の固い絆を表すものと伝え、度重なる移転の裏面には色々な歴史上の事情が織り込まれています。