水無神社の基本情報
詳細情報
御由緒
鎮座、創立の年代は詳らかではないが、弘安年間に飛騨一の宮水無神社を御勧請奉斎したものと伝えられる。現存する記録によると、延文2年(1357)6月、越後守藤原家有(木曽領主、木曽家有)によって社殿の再興がなされたんを始めとして木曽氏代々の守護神として木曽総鎮守と称された御嶽神社と共に深く崇敬されて来た事が知られる。天正年間木曽氏は下総へ移封となり、木曽は尾州藩の代官山村氏の統治するところとなったが、山村氏も又代々崇敬厚く、木曽氏と同様に、社殿の修築、神領の寄進等もサイドに留まらず、近郷十一ヶ村をして奉仕せしめた。社領は木曽家より寄進あり後尾州家累代除地を賜った。明治維新に至り山村氏美濃へ移った後はすべて福島町氏子のみの奉仕するところとなったが近郷町村に崇敬浅からず明治5年11月村社に昇格、ついで大正13年3月には郷社に、更に昭和10年12月に県社に列せられた。昭和21年4月国家の管理を離れ宗教法人として神社本庁に所属している