熊野神社の基本情報
詳細情報
御由緒
中世より門前町・宿場町・市場町の三要素を含み、善光寺参詣者と近郷の人々の経済・消費の街として発展を遂げた大町町(南方)の先人達は、この町の守護神として「熊野神社」をお祀りして、家内安全・商売繁盛・開運・厄除けのご利益を頂戴して参りました。 御本社は和歌山県の熊野三山(本宮大社・新宮大社・那智大社)です。「クマノ」とは奥深い神秘の霊地という意味で、奈良時代には山岳信仰の聖地として、平安時代には「蟻の熊野詣」と言われる程、皇室から庶民まで引きも切らない参拝者の列が続いたと伝えられ、熊野信仰は特に浄土信仰と結び付き、死後の幸せを願う教えをこの地で行を重ね全国に布教した、熊野御師・熊野比丘尼の活躍により全国に浸透し、分社は三千社を越えます。尚、熊野三山の神使は三本足のカラス「八咫烏」と呼ばれ、信者を目的まで導く神様で、日本サッカー協会のエンブレムにもなっています。 当社の例祭日八月十七日は、長野の町で一番早い秋祭りとして広く知られており、本殿下には神聖な「神護石」があります。