榎原神社の基本情報
詳細情報
御祭神
天照大神(あまてらすおおみかみ) 天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと) 彦火瓊瓊杵命(ひこほににぎのみこと) 彦火火出見命(ひこほほでみのみこと) 鵜鷀草葺不合命(うがやふきあえずのみこと) 神日本磐余彦命(かむやまといはれひこのみこと) 配祀 天御中主尊(あめのみなかぬしのみこと) 国常立命(くにのとこたちのみこと) 国狭槌命(くにさづちのみこと) 大己貴命(おおなむちのみこと) 下照毘売命(したてるひめのみこと) 伊弉諾命(いざなきのみこと) 伊弉冉命(いざなみのみこと) 奥津彦命(おくつひこのみこ
御由緒
旧称は榎原大権現といい、飫肥3代藩主伊東祐久が鵜戸神宮のご分霊を勧請、地福寺境内を社地として創建した。鵜戸神宮とともに飫肥の御両社として、篤く崇敬された。社領ははじめ100石であったが、文化5年(1808)、11代藩主伊東祐民が150石に加増した。鵜戸参りと並んで榎原参りが近郷の信を集めていた。明治元年、榎原神社と改称、同6年郷社に列せられ、昭和5年8月1日県社に昇格された。 これまでの当社創建についての研究によると、万治元年(1658)の勧請説で固まっているが、『県史蹟調査第6輯』では、当社縁起によると「明暦2丙申年(1656)11月27日大和守祐久公供伊東勘解由参詣於榎原別当真誉(鵜戸山別当)同参也」とあり、創建年月日は不詳にしても再興説が有力としており、『日向地誌』も再興説をとっている。