方財神社の基本情報
詳細情報
御祭神
大己貴命(おおなむちのみこと) 蛭子命(ひるこのみこと) 磐長姫命(いわながひめのみこと) 大海童命(おおわたつみのみこと)
御由緒
市の中心部を流れる五ヶ瀬川が日向灘にそそぐ河口方財島に鎮座する。 創立年月日は不詳であるが、享保六辛丑年(1721)八月二十一日、安永八己亥年(1779)九月二十五日の棟札を有することから(『宮崎県史蹟調査』)、それ以前の創建と思われる。元は大将軍神社と称して、往古より、方財島の産土神社と尊崇され、島民の厚い信仰に支えられて、祭祀、造営を行って護持されてきた。明治維新の神社合祀で、明治四年同島に鎮座していた稲荷神社(祭神、事代主命、倉稲魂命)、川口神社(祭神、平定霊神、少童命、隈隠霊神)を当社の境内に移して、社号を方財神社と改め、村社に列せられた。 戦後の苦難の時代も、氏子である漁民の篤い信仰に支えられて、度々の改修や境内整備が行われ、今日では海上渡御のご神幸祭などが復活し賑々しく行われており、祭典は厳然として護持されている。