柳津虚空蔵尊 寳性院の基本情報
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歴史
歴史[編集] 寺伝では神亀3年(726年)9月、行基が勅命を受けて東国を巡遊中に当地に寄り、大きさ1尺2寸の虚空蔵菩薩を刻んだ。翌月黄土山の嶺に創立したとされる。宝亀2年(771年)、多賀城に赴任していた大伴家持が会津、山口、当地に安置される仏像とも行基の作であることから33年毎に開帳するように進言し定まったとされる。弘仁9年(818年)に弘法大師が当地を訪れ、長さ8寸の大黒天、1尺2寸の毘沙門天を安置し、本堂を現在の地に移した。中世はしばしば野火にあったが、現在に至り、最近では平成28年(2016年)に開帳が行われた。
御由緒
日本三大虚空蔵尊(こくぞうそん)の一つである「柳津虚空蔵尊」は、国道45号沿いにある高さ10.5メートル、幅7メートルの東北一を誇る赤い木製の大鳥居が参拝者を出迎えてくれます。 本堂には、神亀3年(726年)に行基が刻んだ御本尊の虚空蔵菩薩と、その脇に弘法大師が刻んだものと伝えられている大黒天(だいこくてん)と毘沙門天(びしゃもんてん)が奉られています。 境内には、涙をこぼす雫の桜や一夜にして虚空蔵尊が松をまげたといわれる一夜の松など、虚空蔵尊七不思議と呼ばれているものがあります。また、市指定文化財の古木(スギ並木、カヤ、ケヤキ、イチョウ)が数多く立ち並び、荘厳さをかもし出しています。 毎年正月には市内外から多くの人が初詣に訪れることでも有名です。
引用元情報
「柳津虚空蔵尊 (登米市)」『ウィキペディア日本語版』。この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E6%9F%B3%E6%B4%A5%E8%99%9A%E7%A9%BA%E8%94%B5%E5%B0%8A%20(%E7%99%BB%E7%B1%B3%E5%B8%82)&oldid=87463544
概要
柳津虚空蔵尊(やないづこくうぞうそん)は、宮城県登米市津山町にある真言宗智山派の寺院。山号は柳津山宝性院。本尊は虚空蔵菩薩。 なお福島県河沼郡柳津町にも、同じ「柳津虚空蔵尊」を名乗る円蔵寺がある。混同されることも多いため、円蔵寺を「会津柳津虚空蔵尊」、当寺を「宮城柳津虚空蔵尊」などと表記して区別することがある。