茜社の基本情報
詳細情報
文化財
社宝として、獅子頭1つ、太刀2振、小刀1振、牛像1体を有する[4]。このうち獅子頭は上顎内部に「阿古称 永禄二歳己未五月 度会元貞 南都宿院作」の銘があり、1982年(昭和57年)4月27日に三重県指定有形文化財(彫刻)となった[17]。
御祭神
《主》天牟羅雲命(あめのむらくものみこと) 蛭子命(ひるこのみこと)
御由緒
創建は一条天皇の御世以前、すなわち986年より前とされる。古代には外宮摂社として祀られていたが、時代の変遷により産土神へと変化していった。当時は「赤畝社」や「赤うね明神」などと呼ばれていた。文化・文政期までは石壇のみで社殿はなかったが、この時期に初めて小さな祠が建てられた。「茜社」となったのは江戸時代から明治時代と推定される。明治4年11月2日(グレゴリオ暦:1971年12月13日)、村社に列格した