苗代神社の基本情報
詳細情報
御祭神
《合》建速須佐之男命,五男三女神,火之加具土神,宇迦之御魂神,応神天皇,大宜都比売神,天照大御神,豊宇気毘売神,《主》少彦名命,菅原道真
御由緒
当社の創始については詳らかにし難い。社伝によれば、白鳳年間に伊賀国の敢國神社より少名彦命を勧請して祀ったと伝える。延喜式神名帳式に朝明郡の一社として記載されている。また社伝には後に山城国の北野神社より菅原道真公を勧請したという。年代は確定しがたいが「大吉天神宮納帳」等の史料から戦国時代以前に天神宮として崇敬されていたと考えられる。近世にはいると、元和3年(1617)く桑名城主となった、松平定勝より桑名松平家の家紋使用が許され、さらに牛飼料として田三反の寄進がなされるなど代々の桑名藩主の崇敬厚い社となった。明治2年(1869)の明治天皇御東幸にさいし、勅使亀井滋監として奉幣の儀には三重県より神饌幣帛料供進社の指定をうけた。同40年朝日町縄生鎮座の須佐之男社八王子社 愛宕社 稲荷社 八幡社両大神社 蛭子社の各境内社を合祀した。昭和5年(1930)郷社に列格。同年宗教法人として届け出現在に至っている。