小幡神社の基本情報
詳細情報
御由緒
当社は、崇神天皇の命により派遣された四道将軍のひとり、丹波地域を治めた丹波道主命が、皇祖開化天皇を主神として祀ったことに始まるといわれ、開化天皇の御子の彦坐王とその御子小俣王の三代を奉斎しています。 また社伝等によると、和銅元年(708)に、丹波国司大神朝臣狛麻呂が霊域に社殿を建立され、延長五年(927)に編纂された『延喜式』「神名帳」にも記載された古社です。 社蔵の棟札によると文和元年(1442)には管領細川政元の本殿造営とその後明応元年(1492)を始めとする修造、屋根葺替えが行われています。現在の社殿は、流造、檜皮葺の建物です。亀岡市内で妻に二重虹梁大瓶束を用いた早い事例であり、京都府の登録文化財となっています。また、社宝として全国に三幅といわれる円山応挙の絵馬の一つが保存されています。