円通寺の基本情報
詳細情報
御由緒
華屋山円通寺は京都府亀岡市紺屋町に境内を構えている曹洞宗の寺院です。円通寺の創建は大永2年(1523)、勅諡法輝円明禅師を招いて開山したのが始まりとされます。形原松平家の奥方の菩提寺として庇護され、当初は本拠であった形原郷(愛知県蒲郡市)にあったものの、領地変えの毎に領主に随行しています。寛延元年(1748)、松平信岑が篠山藩から亀岡藩に移封になると亀岡城下の本町に移され寛政元年(1789)に現在地に移されました。当地は穴太道の要衝でもあり軍事的な拠点として有力寺院が配されたと思われます。寺宝である絹本著色仏涅槃図は亀岡市指定文化財に指定されています。