仁和寺の基本情報
詳細情報
アクセス
交通アクセス[編集] 京都市営バス、JRバス「御室仁和寺」下車すぐ 京福北野線 御室仁和寺駅下車徒歩2分 JR嵯峨野線 花園駅下車徒歩15分、またはタクシー
行き方
市バス「御室仁和寺」下車すぐ。 嵐山電鉄北野線 「御室仁和寺駅」下車徒歩約3分
公開時間
3〜11月:9:00〜17:00(受付終了16:30) 12〜2月:9:00〜16:30(受付終了16:00)
参拝料
境内無料、御殿:大人500円・中高生300円、霊宝殿500円・高校生以下無料、御室花まつり入山料:大人500円、高校生以下無料
文化財
金堂、阿弥陀如来坐像、薬師如来坐像ほか(国宝) 五重塔、二王門、中門、本坊表門、九所明神、経蔵、鐘楼、御影堂・御影堂中門、観音堂(重要文化財)
本堂
現存する最古の紫宸殿、当時の宮殿建築を伝える建築物
歴史
歴史[編集] 仁和寺は平安時代後期、光孝天皇の勅願で仁和2年(886年)に建てられ始めた。しかし、光孝天皇は寺の完成を見ずに翌年崩御し、その遺志を引き継いだ子の宇多天皇によって仁和4年(888年)に落成した。当初「西山御願寺」と称され、やがて元号をとって仁和寺と号した。 仁和寺の初代別当は天台宗の幽仙であったが、宇多天皇が真言宗の益信を戒師として出家したのを機に、別当を同じ真言宗の観賢に交替させた。これによって当寺は真言宗の寺院として定着した。 出家した宇多天皇は宇多法皇として仁和寺伽藍の南西に「御室」(おむろ)と呼ばれる僧坊を建てて住した。そのため、仁和寺は「御室御所」とも称された。 ...Wikipediaで続きを読む
御由緒
仁和寺は光孝天皇の勅願で仁和2年(886年)に建て始められたが、同天皇は寺の完成を見ずに翌年崩御した。遺志を引き継いだ宇多天皇によって、仁和4年(888年)に落成し、「西山御願寺」と称されたが、やがて年号をとって仁和寺と号した。宇多天皇は出家後、仁和寺伽藍の西南に「御室」(おむろ)と呼ばれる僧坊を建てて住んだため、「御室(仁和寺)御所」の別称がある。なお、「御室」の旧地には現在、「仁和寺御殿」と称される御所風の建築群が建つ。御所跡地が国の史跡に指定されている。 仁和寺はその後も皇族や貴族の保護を受け、明治時代に至るまで、覚法法親王など、皇子や皇族が歴代の門跡(住職)を務め(最後の皇族出身の門跡は、伏見宮純仁法親王、後の小松宮彰仁親王)、門跡寺院の筆頭として仏教各宗を統括していた。非皇族で仁和寺門跡になった人物に九条道家の子法助と足利義満の子法尊の2名がいるが、ともに当時の朝廷における絶対的な権力者の息子でかつ後に准后に叙せられるなど皇族門跡に匹敵する社会的地位を有していた。 室町時代にはやや衰退し、応仁の乱(1467年-1477年)で伽藍は全焼した。応仁の乱の最中、本尊の阿弥陀三尊は持ち出され、焼失を免れた。仁和寺が本尊と共に、双ヶ丘の西麓へ移された時期があった。 近世になって、寛永年間(1624年-1644年)、徳川幕府により伽藍が整備された。また、寛永年間の皇居建て替えに伴い、旧皇居の紫宸殿、清涼殿、常御殿などが仁和寺に下賜され、境内に移築されている(現在の金堂は旧紫宸殿)。 この江戸期の再建に際しては、仁和寺の僧・顕証の力に依るところが大きい。門跡の補佐として、仁和寺再建に尽力した。仁和寺で使われている軒丸瓦(仁和寺の寺号入り)のデザイン、再建される伽藍の配置構想や金堂に祀る仏尊の選定を行った。仁和寺の霊宝館に顕証上人像が収蔵されている。その像は小さく、衣体も顕証が普段に使っている袈裟を身に付けているという。顕証は質素であったことをしのばせる姿である。 また、経典・密教経典の儀軌などの聖教・仁和寺に伝わる古文書の管理・収蔵のために経蔵の建立を発願し、完成させた。
引用元情報
「仁和寺」『ウィキペディア日本語版』。この版のURL:https://ja.wikipedia.org/w/index.php?%E4%BB%81%E5%92%8C%E5%AF%BA&oldid=88666409
概要
仁和寺(にんなじ)は、京都市右京区御室大内にある真言宗御室派の総本山の寺院。山号は大内山。本尊は阿弥陀如来。開基(創立者)は宇多天皇。「古都京都の文化財」の構成資産として、世界遺産に登録されている。
行事
年中行事[編集] 1月1日:修正会 1月7日:初祈祷会 (大般若会) 1月21日:初御影供 (献米供) 2月3日:節分会 2月15日:常楽会 3月1日:土砂加持法要 3月21日:初御影供 4月中旬:御室花まつり (名勝御室桜) 6月15日:宗祖弘法大師降誕会 8月15日:うら盆会 9月8日:開山忌 12月1日:伝法灌頂
札所
真言宗十八本山第6番 京都十三仏霊場第9番 近畿三十六不動尊第14番 御室八十八ヶ所霊場 神仏霊場巡拝の道第92番
体験
写経・写仏仏像世界遺産食事・カフェ御朱印博物館宿坊国宝重要文化財花の名所札所・七福神巡り
仁和寺へのアクセス
アクセス
交通アクセス[編集] 京都市営バス、JRバス「御室仁和寺」下車すぐ 京福北野線 御室仁和寺駅下車徒歩2分 JR嵯峨野線 花園駅下車徒歩15分、またはタクシー
行き方
市バス「御室仁和寺」下車すぐ。 嵐山電鉄北野線 「御室仁和寺駅」下車徒歩約3分